フォーメーション馬券で大勝!組み方のコツと実践例

こんにちは、競馬ファンの皆さん!今日は、多くの競馬愛好家が注目する「フォーメーション馬券」について詳しく解説していきます。フォーメーション馬券は、的中率を上げながら高額配当を狙える魅力的な馬券方式です。この記事を読めば、あなたも明日からフォーメーション馬券マスターになれるかもしれません!

目次

フォーメーション馬券とは?初心者にもわかりやすく解説

フォーメーション馬券とは、複数の馬を組み合わせて購入する馬券の買い方です。簡単に言えば、「この馬たちの中から、こんな順番で来そうだな」という予想を馬券に反映させる方法です。

例えば、あなたが「1番人気の馬が1着になりそうだけど、2着と3着はちょっとわからないな」と思ったとします。そんなとき、フォーメーション馬券を使えば、1番人気の馬を1着固定にして、2着と3着に来そうな馬を複数選んで馬券を買うことができるんです。

具体的に見てみましょう。2023年の日本ダービーを例に挙げると:

  1. 1着固定:イクイノックス(1番人気)
  2. 2着候補:ソールオリエンス(2番人気)、ボルドグフーシュ(3番人気)
  3. 3着候補:ダノンザキッド(4番人気)、セリフォス(5番人気)

このような予想をフォーメーション馬券で買うと、次のような組み合わせになります:

  1. イクイノックス → ソールオリエンス → ダノンザキッド
  2. イクイノックス → ソールオリエンス → セリフォス
  3. イクイノックス → ボルドグフーシュ → ダノンザキッド
  4. イクイノックス → ボルドグフーシュ → セリフォス

こうすれば、1着はイクイノックスで確定、2着と3着はあなたが選んだ馬の中から来れば的中という馬券になります。

フォーメーション馬券の魅力は、こうして「ある程度の確信」と「少しの迷い」を両立させて馬券を買えることです。的中率を上げながら、それなりの配当も狙えるというわけですね。

フォーメーション馬券の種類と特徴

フォーメーション馬券には、主に3つの種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. 三連単フォーメーション

三連単フォーメーションは、1着、2着、3着の馬を順番通りに当てる馬券です。的中すると高額配当が期待できますが、その分難易度も高くなります。

例えば、2022年の有馬記念では、次のような結果になりました:

1着:イクイノックス(1番人気)
2着:ジャスティンパレス(10番人気)
3着:ジェラルディーナ(3番人気)

この結果、三連単の払戻金は10,410円(1,000円あたり)でした。もし、イクイノックスを1着固定にして、2着と3着に来そうな馬を数頭ずつ選んでいたら、この配当を手に入れられたかもしれません。

2. 三連複フォーメーション

三連複フォーメーションは、1着、2着、3着に来る3頭の馬を当てる馬券です。順番は問いません。三連単よりも的中率は高くなりますが、その分配当は低くなります。

先ほどの2022年有馬記念の例で言えば、三連複の払戻金は2,320円(100円あたり)でした。三連単の約4分の1の配当ですが、順番を気にしなくていいぶん、的中させやすくなっています。

3. 馬単フォーメーション

馬単フォーメーションは、1着と2着の馬を順番通りに当てる馬券です。三連単や三連複よりも的中率は高くなりますが、配当は低めになります。

2022年有馬記念の馬単(イクイノックス→ジャスティンパレス)の払戻金は、3,990円(100円あたり)でした。

それぞれの特徴をまとめると、次のようになります:

馬券の種類的中難易度期待配当特徴
三連単高い高い順番まで当てる必要があるが、高配当が狙える
三連複中程度中程度順番は問わないので三連単より当てやすい
馬単低い低め2頭だけ当てればいいので的中率は高い

フォーメーション馬券の組み方のコツ

フォーメーション馬券を効果的に使うためのコツをいくつか紹介します。

1. 軸馬を決める

フォーメーション馬券の基本は、「軸馬」を決めることです。軸馬とは、必ず指定した着順に来ると予想する馬のことです。

例えば、2023年の日本ダービーでイクイノックスを1着固定にしたのは、イクイノックスを「軸馬」と考えたからです。

軸馬の選び方のポイントは:

  • 最近の成績が良い
  • 騎手や調教師の評価が高い
  • 血統が優秀
  • 馬場状態や距離に合っている

などです。

2. 相手馬を絞り込む

軸馬を決めたら、次は相手馬を絞り込みます。ここでのポイントは、「確実に入れたい馬」と「穴馬として期待できる馬」のバランスを取ることです。

例えば、2023年の安田記念では、次のような結果になりました:

1着:ソングライン(3番人気)
2着:ダノンザキッド(1番人気)
3着:サリオス(2番人気)

この場合、ソングラインを軸馬に据えた人は少なかったかもしれません。しかし、「ダノンザキッドとサリオスは確実に相手に入れよう」と考えた人は多かったはずです。そして、ソングラインを「穴馬として期待できる馬」として相手に加えていれば、この高配当(三連単で6,640円)を手に入れられたでしょう。

3. 点数(購入金額)をコントロールする

フォーメーション馬券の難しいところは、組み合わせによって点数(購入金額)が大きく変わることです。例えば:

  • 1着(1頭)→ 2着(2頭)→ 3着(3頭)の三連単フォーメーション:6点
  • 1着(2頭)→ 2着(3頭)→ 3着(4頭)の三連単フォーメーション:24点

同じ三連単フォーメーションでも、選ぶ馬の数によって点数が4倍も違います。

ポイントは、「的中の可能性」と「購入金額」のバランスを取ることです。的中の可能性を上げるために馬を増やしすぎると購入金額が膨らみ、利益が出にくくなってしまいます。逆に、購入金額を抑えるために馬を絞りすぎると、的中の可能性が下がってしまいます。

上手な点数コントロールの例を見てみましょう。2022年の有馬記念を例に考えます:

1着:イクイノックス(1番人気、単勝1.5倍)
2着:ジャスティンパレス(10番人気、単勝44.7倍)
3着:ジェラルディーナ(3番人気、単勝5.7倍)

この結果を予想するのは難しかったでしょう。しかし、次のようなフォーメーション馬券なら、的中の可能性と購入金額のバランスが取れていたかもしれません:

1着:イクイノックス
2着:ジェラルディーナ、ドウデュース(2番人気)、ボルドグフーシュ(5番人気)
3着:上記2着の馬 + ジャスティンパレス、ポタジェ(4番人気)

この場合の点数は、1 × 3 × 4 = 12点です。1点300円で購入したとすると、3,600円の投資で10,410円の払戻しを得られたことになります。

フォーメーション馬券の実践例

ここからは、実際のレースを例にフォーメーション馬券の組み方を見ていきましょう。

例1:2023年日本ダービー

2023年の日本ダービーは、次のような結果になりました:

1着:イクイノックス(1番人気)
2着:ボルドグフーシュ(3番人気)
3着:ソールオリエンス(2番人気)

このレースでは、イクイノックスが圧倒的1番人気で、「イクイノックスが勝つか、番狂わせが起きるか」という展開が予想されていました。

こんな場合のフォーメーション馬券の組み方は:

1着:イクイノックス
2着:ソールオリエンス、ボルドグフーシュ、ダノンザキッド(4番人気)
3着:2着の馬 + セリフォス(5番人気)、ヒロシゲゼブラ(6番人気)

この組み合わせだと、1 × 3 × 5 = 15点になります。1点300円で購入すると4,500円の投資になりますが、三連単の払戻金が1,950円(100円あたり)だったので、29,250円の払戻しを得られたことになります。

例2:2022年安田記念

2022年の安田記念は、次のような結果でした:

1着:ソングライン(4番人気)
2着:グレナディアガーズ(1番人気)
3着:サリオス(2番人気)

このレースは、グレナディアガーズとサリオスの一騎打ちが予想されていましたが、ソングラインが番狂わせを起こしました。

こんな場合のフォーメーション馬券の組み方は:

1着:グレナディアガーズ、サリオス、ソングライン
2着:1着の馬 + インディチャンプ(3番人気)
3着:2着の馬 + カテドラル(5番人気)

この組み合わせだと、3 × 4 × 5 = 60点になります。1点100円で購入すると6,000円の投資になりますが、三連単の払戻金が3,450円(100円あたり)だったので、207,000円の払戻しを得られたことになります。

例3:2021年有馬記念

2021年の有馬記念は、次のような結果でした:

1着:エフフォーリア(1番人気)
2着:ディープボンド(7番人気)
3着:シャフリヤール(3番人気)

このレースは、エフフォーリアが圧倒的1番人気でしたが、2着以下は混戦が予想されていました。

こんな場合のフォーメーション馬券の組み方は:

1着:エフフォーリア
2着:クロノジェネシス(2番人気)、シャフリヤール、ステラヴェローチェ(4番人気)、アリストテレス(5番人気)
3着:2着の馬 + ディープボンド、キセキ(6番人気)

この組み合わせだと、1 × 4 × 6 = 24点になります。1点300円で購入すると7,200円の投資になりますが、三連単の払戻金が5,180円(100円あたり)だったので、124,320円の払戻しを得られたことになります。

フォーメーション馬券を使いこなすためのアドバイス

最後に、フォーメーション馬券を上手に使いこなすためのアドバイスをいくつか紹介します。

1. レースの特徴を把握する

フォーメーション馬券を組む前に、そのレースの特徴をしっかり把握することが大切です。例えば:

  • 距離:短距離なのか長距離なのか
  • コース:直線が長いのか短いのか、急坂があるのか
  • 馬場状態:良馬場なのか重馬場なのか
  • 出走馬:実力馬が揃っているのか、穴馬が多いのか

これらの要素によって、レースの展開や結果が大きく変わってきます。例えば、2023年の宝塚記念では、重馬場になったことが大きな要因となり、イクイノックス(1番人気)が4着に沈む一方で、ジャスティンパレス(7番人気)が優勝するという波乱の結果となりました。

2. 馬の特徴を理解する

フォーメーション馬券を組む際には、各馬の特徴をよく理解することが重要です。以下のような点に注目しましょう:

  • 得意な距離
  • 得意な馬場状態
  • 脚質(逃げ、先行、差し、追込)
  • 最近の調子
  • 騎手との相性

例えば、2022年の日本ダービーで優勝したドウデュースは、それまで2000m以上の距離を走ったことがありませんでした。しかし、父親のハーツクライが長距離適性に優れていたことから、多くの競馬ファンが距離延長での活躍を期待し、見事に期待に応えました。

3. オッズを活用する

フォーメーション馬券を組む際には、オッズも重要な判断材料になります。単に人気順に馬を選ぶのではなく、オッズと馬の実力のバランスを考えることが大切です。例えば、2021年の日本ダービーでは、サトノレイナスが1番人気(単勝オッズ2.7倍)でしたが、2番人気のシャフリヤール(単勝オッズ4.3倍)が優勝しました。この場合、シャフリヤールを軸馬にしたフォーメーション馬券を組んだ人は、高い配当を得られたでしょう。

4. 穴馬を効果的に使う

フォーメーション馬券の魅力の一つは、穴馬(人気が低い馬)を効果的に使えることです。全ての枠に穴馬を入れると点数が膨らんでしまうので、次のような使い方がおすすめです:

  • 1着は人気馬で固定し、2着か3着に穴馬を入れる
  • 2着までは人気馬で固定し、3着に穴馬を多めに入れる
  • 1着に穴馬を1頭だけ入れ、他は人気馬で固定する

例えば、2020年の有馬記念では、クロノジェネシス(1番人気)が優勝、フィエールマン(2番人気)が2着、そしてカレンブーケドール(10番人気)が3着に入りました。この場合、1着と2着を人気馬で固定し、3着に穴馬を入れるフォーメーションが効果的だったでしょう。

5. 馬券の種類を使い分ける

状況に応じて、三連単、三連複、馬単などの馬券の種類を使い分けることも重要です。

  • 三連単:順位まで確信がある場合や、高配当を狙いたい場合
  • 三連複:上位3頭は予想できるが、順位までは自信がない場合
  • 馬単:1着と2着の馬は予想できるが、3着は不確実な場合

例えば、2022年の天皇賞(秋)では、イクイノックスとシャフリヤールの一騎打ちが予想されていました。実際の結果は:1着:イクイノックス(1番人気)
2着:シャフリヤール(2番人気)
3着:ジャックドール(4番人気)となりました。この場合、三連単よりも馬単でフォーメーションを組んだ方が、的中率が高く、効率的だったかもしれません。

フォーメーション馬券の注意点

フォーメーション馬券は魅力的な馬券方式ですが、いくつか注意すべき点があります。

1. 購入金額の管理

フォーメーション馬券は、組み合わせによっては購入金額が急激に膨らむことがあります。例えば、三連単で1着3頭、2着4頭、3着5頭のフォーメーションを組むと、3 × 4 × 5 = 60点になります。1点300円で購入すると、18,000円もの投資になってしまいます。常に購入金額を意識し、自分の予算内に収まるようにしましょう。

2. 的中率と配当のバランス

フォーメーション馬券で馬の数を増やせば的中率は上がりますが、その分配当は下がります。逆に、馬の数を絞れば配当は上がりますが、的中率は下がります。このバランスを取るのが難しいところですが、レースの特徴や自分の予想の確信度に応じて調整していくことが大切です。

3. 軸馬の選択

フォーメーション馬券の成否は、軸馬の選択に大きく左右されます。例えば、2023年の日本ダービーでイクイノックスを軸馬に選んだ人は好結果を得られましたが、2023年の宝塚記念でイクイノックスを軸馬に選んだ人は外れてしまいました。軸馬の選択には慎重になり、その馬の調子や適性、相手関係などを十分に検討しましょう。

4. 過度な依存は禁物

フォーメーション馬券は便利な馬券方式ですが、これに頼りすぎるのは危険です。時には単勝や複勝、馬連など、シンプルな馬券を買うことも大切です。また、フォーメーション馬券を買う際も、「とりあえず人気馬を入れておけば当たるだろう」という安易な考えは避けましょう。一頭一頭しっかりと吟味することが重要です。

まとめ:フォーメーション馬券を味方につけよう

フォーメーション馬券は、競馬を楽しむ上で非常に強力なツールです。的中率を上げながら高配当も狙える、まさに「いいとこ取り」の馬券方式と言えるでしょう。ここまで見てきたように、フォーメーション馬券を上手に使いこなすには:

  1. レースの特徴を把握する
  2. 馬の特徴を理解する
  3. オッズを活用する
  4. 穴馬を効果的に使う
  5. 馬券の種類を使い分ける

といったポイントが重要です。また、購入金額の管理や的中率と配当のバランス、軸馬の選択にも注意を払う必要があります。フォーメーション馬券は、あなたの競馬予想をより効果的に馬券に反映させるツールです。しかし、最終的に重要なのは、やはりあなたの予想力です。日々のレース研究や馬の観察を怠らず、自分なりの予想論を磨いていくことが、長期的な勝利への道となるでしょう。競馬の醍醐味は、自分の予想が的中した時の喜びです。フォーメーション馬券を味方につけて、その喜びをより大きなものにしていってください。そして何より、競馬を楽しんでください!最後に、競馬は娯楽であり、過度の射幸心は禁物です。常に自分の財政状況を考慮し、計画的に楽しむことを忘れないでください。フォーメーション馬券を味方につけて、より楽しく、より賢明な競馬ライフを送りましょう!

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